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2022年度 都田西スクール 卒業生へ

こたろうへ

最後に手紙をくれて本当にありがとう。あの後、車の中ですぐに読んで、思わず涙があふれたよ。こたろうからのメッセージは力強くて、人間として成長した姿が感じられたからだ。

こたろうがボールを持って笑顔で走る姿が、本当に愛おしくて好きだった。そんなにも楽しそうにラグビーをしているこたろうの姿は、まさに輝いていたね。

楽しそうで幸せそうに過ごしていると、周りにも同じような人たちが集まってくるものだ。だけど、同時に自分の人生に満足していない人たちから攻撃されることもあるかもしれない。その人たちは、こたろうが怒ったり悲しんだりする姿を見て安心したいんだろう。だから、怒りや悲しみで反応しなくても大丈夫。冷静に、穏やかに、自分がどう感じたかを伝えてあげてほしい。そうすれば、その人も救ってあげることができるかもしれないよ。

真の強さとは、身体の大きさや、周りから気を遣われることではないんだ。悲しみや辛さを感じないことでもない。嫌な経験を乗り越えて、糧にできること。それこそが、こたろうがこれまで実践してきたことだ。

卒業おめでとう!これからも、その強さと輝く笑顔で、どんな困難にも立ち向かってほしい。そして、こたろうのこれからの人生が、幸せで充実したものになることを願っているよ。

あやとへ

今までの道のりで、自分の感情をコントロールするのに苦労していた時期があったね。僕が教えたことをすぐに理解して実践できたあやとだけど、それがすぐにできない子への理解が難しかったんだと思う。

しかし、歳を重ねるにつれて、自分と他の人が同じではないこと、そして、それがいけないことではないということを深く理解していったね。そして、その成長の過程で、あやとはどんどん優しくなっていった。

優しくなるということは、違いを理解して受け入れることなのかもしれない。そして、あやとのように、それぞれの個性を大切にすることが、人間関係やチームワークにおいても大きな力となるんだ。

あやとがこれまでの経験を通して、自分自身を成長させてきたことは本当に素晴らしいことだと思う。これからも、そのような素晴らしい姿勢で人々と向き合い、さらなる成長を遂げていくことでしょう。

これからも、その成長を見守りながら、お互いに切磋琢磨し合っていこう。あやとのこれからの人生に、幸せと成功がたくさん訪れることを願っているよ。

かほちゃんへ

卒業おめでとう!この特別な瞬間を迎えるかほちゃんに心からの祝福を贈りたい。

かほちゃんは僕に多くのことを教えてくれた。その中でも、何よりも印象的だったのはかほちゃんの無償の優しさだ。かほちゃんにとって、親切にすることは当たり前で、その優しさが自然とあふれ出ている。かほちゃんのそんな姿を見るたび、僕も同じように人に優しくできる人になりたいと心から願ったんだ。

かほちゃんを心から尊敬しているし、一緒にラグビーを楽しめたことは僕の誇りだ。これからもその素晴らしい人柄を大切にして、どんな困難にも立ち向かってほしい。

そして、マインクラフトのテクニックもたくさん教えてくれてありがとう。かほちゃんと共有できた楽しい時間は、僕のかけがえのない思い出だよ。

これからの人生で、かほちゃんが夢に向かって進み、さらなる成功を収めることを心から祈っています。かほちゃんがこれからも輝く未来を築いていくことでしょう。おめでとう、そしてありがとう。

とうこうへ

出会ってからの長い時間、本当にいろいろなことがあったね。僕たちはたくさんの話し合いを重ねてきた。それは、僕がとうこうの素晴らしい部分を知っていたからで、その良い部分を少しでも引き出すのが僕の使命だと思っていたんだ。時には、僕の言葉が口うるさく感じたかもしれないね。

でも、僕は決して諦めたくなかったし、諦めることができなかったんだ。最後の数ヶ月のとうこうの姿を見て、諦めずに向き合ってきて本当に良かったと感じたよ。人一倍チームメイトにポジティブな言葉をかけていたとうこうの姿は本当に素晴らしかったね。

とうこうは自分の考えを言葉にする才能に長けている。その才能は大切なものだ。そして、才能には責任が伴うんだ。使い方を間違えれば、人を傷つけることもある。でも、最後の数ヶ月、スクールで見せてくれた優しい声かけをするとうこうのように、誰かのために使うことができれば、その誰かにとって、関わるグループにとって、とうこうはかけがえのない存在になること間違いないよ。

自分の才能を大切に育てていってほしい。それは自分自身を大切にすることでもあるんだ。

とうこうと最後までラグビーができて、本当に幸せだった。ありがとう。これからも、その才能と優しさを持って、どんな困難にも立ち向かってほしい。そして、とうこうのこれからの人生が、幸せで充実したものになることを願っているよ。

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この記事を書いた人

スイッチラグビースクール代表。開校してから60名以上の生徒にラグビーを指導。子どもたちに新しいことを教えるだけでなく、すでに備わっている強みを引き出すことを意識して指導しています。スイッチラグビースクールは、お子様のスポーツに興味のあるすべての方にとって身近なスクールでありたいと思っています。

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